Prague-Praga-Praha

クラコフから夜行列車でプラハへ。

明け方車窓の外を見たら悲しいかな、あのメロディーが出てきた。 ”なんとベタな・・” と思いながらもきっと、そう思うのは自分だけではないはず。

恐るべし”世界の車窓から”。

今回は帰国の飛行機に乗るためにプラハに入っただけで何の予定もなかった、というより実は何も考えてなかった。

とにかく、スミコフ駅で荷物を預け、簡単な地図と、カメラとフィルムだけ持って帰国のフライトまでの14時間位の間に街を歩く事にした。

1000年都市、世界で最も美しい都市、なんて言われるだけあって確かに美しい。

そんなに熱心ではないけど、自分にとって、チェコ・プラハといえばチェコ・キュビズム、最初期アバンギャルドデザインの建築が印象深かったので列車の窓から、本で見たベドジフ・コバジョヴィチ邸を発見した時は感激したし、キュビズムじゃないけれど歩いてて突然出くわしたダンシングハウスなんて ”なんじゃこりゃ、すみません、かっこいい” だった。

”アレも、コレも”みたいに思えてきて、あっという間にフィルムもメモリーもなくなった。

そんな感じで気ままに9時間歩きっぱなしだったプラハは、当たり前だけど、ペロ~んと表面をなぞっただけになった。

地下鉄散策もしてないし、朝発見した面白そうなギャラリーは入れ替えで閉まってたし。

プラハを好きにも嫌いにもならず自分との距離も均衡を保ったまま帰ってきた、機会があれば、もう一度ゆっくりしてみたい街だ。