

去年の12月3日から2月26日まで京都の何必館で開催しているロベール・ドアノーの写真展に行ってきました。
写真集の表紙になっているこの1950年の「パリ市庁舎前のキス」はロベール・ドアノーの一番有名な一枚でしょう、もちろん僕もこれで彼の事を知ったのですがカッコいい一枚ですね。初めて見たときはすごい瞬間!と思ったのですが、これは演出写真だそうですね、さすが完璧です。パリの街を撮った写真家はたくさんいるのでしょうが彼もパリの街で撮り続けたのは、やはりフレンチエスプリの街パリだったからなのでしょうか?どうもこのあたりのモノクロ写真に所謂”パリ”というイメージを持っています。建物や物、人の表情や動きはもちろん髪型やジャケットの着こなし、ディテール、パンツのシルエットに丈の長さ。そして靴。どこから見てもパリなのです。というか、こういうのを見てパリの50′sってこうなんだと知った様なものなのでどっちが先なんだという話ですね。
男のパリは格好いいなぁ。

少し前のブログでも50年代の写真集の事を書きましたが、50年代の写真は面白いなぁと思います。もちろん60年以上前の時間の化石を見るといった面白さがあるのですが、その時代ごとの写真、写真家について考えると50年代も写真家にとっていい時代だったんだろうなぁと思います。戦後街もカメラ、レンズも飛躍的に進歩していくし楽しかったでしょうね。

何必館